日本産業教育学会第46回大会が終了しました 

大会プログラムは、こちら

大会前日には東京農工大で、エルゴナジー研究会を開催しました。
東京農工大学繊維博物館に集合、見学の後、10名ほどの参加を得て、活況のうちに終了しましした。
研究会の様子は、こちら

大会二日目は、日野自動車の企業内教育の様子を見学しました。
・日野自動車21世紀センター見学
・日野自動車の技能職教育の全体像の説明
・日野工業港等学園の見学と説明
・日野自動車本社工場生産ラインの見学

大変充実した見学会となりました。
お忙しい中、ありがとうございました

以下は、大会開催までにご案内した内容です。
大会実行委員長 田中 喜美

日本産業教育学会第46回大会は、東京学芸大学でお引き受けすることになりました。本学での学会大会開催は初めてのことと思います。
日程は、2005年10月2日(日)と3日(月)の二日間です。また、審議を充実させるために、従来は、大会1日目の昼休みに実施していた理事会を、今回は、大会前日の10月1日(土)17時〜20時に、大学キャンパス内にある「小金井クラブ」において開催します。ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
さて、東京学芸大学は、武蔵野の地(中央線武蔵小金井駅下車)で、小・中学校の教師教育を中心に教育と研究を営んでいます。そのため、実業界との繋がりがあまりありません。実業界と教育界にまたがる日本産業教育学会の多くの会員のご参加を期待し、目下、大会を準備しています。会員の皆様はもちろんのこと、会員以外の方々にも、お声をかけていただき、充実した大会になることを祈念しております。
大会1日目午後のシンポジウムは、「産業教育は、2007年問題にどう立ち向かうか−教員・指導員の現状と養成問題−」というテーマを設定しました。高等学校での産業教育、公共職業訓練、企業内教育訓練等を担う教員・指導員の現状と後継者養成問題を、いわゆる2007年問題という角度から検討し、そこに含まれる課題を整理しつつ、その共有化を図ろうとする企画です。    
専門高校の教員や公共職訓の指導員は、一般の事業場と同様、ないしは、それ以上に、年齢構成が逆ピラミッド型になっているとみられ、これまでそれぞれの分野における教育活動の維持・向上を支えてきた人々のかなりの部分が、ここ数年の間に現場を去ることが見込まれます。こうした事態に対して、後継者の養成とリクルートとが、十分に見合う形で進められてきているとはいえない状況があるのではないでしょうか。この問題に焦点をあてて、議論し合いたいと思います。
第2日目の見学会は、東京都日野市日野台にある日野自動車株式会社本社工場と教育訓練施設(日野高等工業学園)を訪問します。ディーゼルトラック・バスや各種特殊自動車の生産ラインと中卒訓練を実施している学園の見学および協議会を準備しています。JR中央線(日野駅)沿線にあり、交通の便もよいところです。どうぞ、ご期待下さい。
実行委員会一同、大会で皆様とお会いできることを楽しみにしております。ご参加の程、重ねてよろしくお願いします。

  お願い
*多数の方々のご参加を重ねてお願い申し上げます。また、学会員で、『産業教育学研究』第35巻第2号に同封しました葉書をまだ未投函の方は、参加・不参加等、必要事項を記入し、是非、実行委員会までご返送下さい。よろしくお願いします。(9月9日記)

【大会スケジュール】
(1) 日 程:2005年10月2日(日)〜3日(月)
(2) 前日(10月1日):理事会 17時00分〜20時00分、東京学芸大学小金井キャンパス「小金井クラブ」1階ホールにおいて実施
(3) 第1日:受 付 8時30分〜
   自由研究発表T 9時10分〜11時30分
   昼     食 11時30分〜12時30分
   自由研究発表U 12時30分〜14時15分
   シンポジウム  14時30分〜17時15分
   総     会 17時20分〜18時00分
   懇  親  会 18時00分〜20時00分
       *会場はすべて、小金井キャンパス南講義棟(S棟)
(4) 第2日:見学会 日野自動車本社工場と教育訓練施設(日野高等工業学園)
   午前9時JR中央線日野駅(北口)前に集合。日野自動車会社のバスで見学先に行きます。なお、自家用車や個人では入構できません。ご注意下さい。また、人数に限度があり、希望者先着40名までで打ち切らせてもらいますのでご了承下さい。
 【スケジュール】
   9時00分:JR日野駅集合。集まり次第出発。
   9時20分:本社到着。第1本館1階の1109会議室。
   9時30分:挨拶と日野自動車概要の説明。
  10時00分:日野自動車の人材開発制度の説明と質疑応答。
  10時30分:工場見学。
  12時00分:昼食(弁当。700円の予定)。
  12時45分:工業高等学園に移動。
  13時00分:挨拶、学園の概要説明、実習の様子や施設見学、質疑応答。
  15時00分:バスで日野駅へ。

【自由研究発表】
(1) 自由研究発表T 9時10分〜11時30分:@青年問題と産業教育、A高校における産業教育、B福祉・看護・事務系の教育訓練、C職業能力開発の革新、の4部会
(2) 自由研究発表U 12時30分〜14時15分:@普通教育における産業教育(T)、普
通教育における産業教育(U)、B職業教育・訓練政策、C近代日本の産業教育、
の4部会
 *発表時間は、1人発表20分+質疑応答5分、全発表後、部会の総括討論を行う。
【シンポジウム】
(1) テーマ:
「産業教育は2007年問題にどう立ち向かうか−教員・指導員の現状と養成問題−」
(2) 司 会:小澤 周三(帝京平成大学)
(3) シンポジストと報告仮題:
 ○「産業教育の教員・指導員とその養成をめぐる問題」
       永田 萬享(福岡教育大学)
 ○「高校工業教育の教員と教員養成をめぐる問題」
       君和田容子(鳥取短期大学)
 ○「公共職業訓練の指導員と指導員養成をめぐる問題」
       砂田 栄光(職業能力開発総合大学校)
○ 「企業内教育訓練の指導員と後継者問題」
       小澤  南(日野工業高等学園)

【大会会場】
(1) 会  場:東京学芸大学小金井キャンパス南講義棟ほか
(2) 住  所:〒184−8501東京都小金井市貫井北町4-1-1
(3) アクセス:JR中央線武蔵小金井駅北口下車、京王バス41系統「小平団地行き」で
「学芸大正門」下車(170円)。

【参加費・懇親会費等】
(1) 参 加 費:一般会員3,000円(学生2,500円)
(2) 懇親会費 :一般会員5,000円(学生4,000円)
(3) 郵便振込先:口座番号00150-3-724143
口座名称:日本産業教育学会第46回大会実行委員会

【大会実行委員会】
(1) 委員会構成:田中喜美(委員長)、坂口謙一(事務局長)
(2) 連 絡 先:〒184-8501東京学芸大学自然科学系技術・情報科学講座田中研究室内
              日本産業教育学会第46回大会実行委員会
         電話・FAX 042-329-7658、Eメール tanaka@u-gakugei.ac.jp

【今後の予定】
(1) 9月20日(火)頃、『大会プログラム』を皆様にお送りします。
(2) 振込での送金は、9月22日(木)までにお願いします。

【その他】
(1) 今回、実行委員会としては、ホテルなどの宿泊施設や交通手段の手配等は行いません。
参加者各自でお願い申し上げます。
(3) 大会第1日目の昼食は、お弁当を用意します。当日は日曜日であり、大学の周辺には
食堂等も限られていますので、ご参加の方は、是非、お弁当を予めお申し込み下さい。


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