日本産業教育学会第41回大会
【大会スケジュール】
実施日 | 2000年10月29日(日)〜30日(月) |
1日目 受付 | 8時45分開始 |
自由研究発表 |
9時30分から12時まで |
昼食・理事会 | 12時から13時まで |
総会 | 13時から14時まで |
シンポジウム | 14時から17時まで |
懇親会 | 17時30分から19時まで |
2日目 施設見学(午前) | 10時から12時30分 |
昼食等 | |
(午後) | 14時から16時まで |
【シンポジウム】
テーマ | 「日本の産業・職業教育研究の課題」 |
シンポジスト及び報告 | |
田中 喜美(東京学芸大学) | 「普通教育としての産業教育の視点から」 |
ヴォルター・ゲオルク (ドイツ・ハーゲン放送大学) |
「ドイツにおける職業教育訓練研究−日独比較の視点から−」 |
若林 満(名古屋大学) | 「産業組織心理学の視点から」 |
司 会 | 小澤 周三(東京外国語大学) |
【自由研究発表】
第1分科会 企業内教育・能力開発 司会/小野紘昭(産能短期大学)・森和夫(徳島大学) |
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臨床検査技師教育における諸間題 | ○宮本京子・吉本圭一 |
ポリテクセンターの位置と機能−ポリテクセンターの活用例から− | 永田萬享 |
トヨタ白動車における企業内教育−戦後養成工教育について− | 蘇鶴鳴 |
企業内教育における研修効果の測定−職場復帰後のパフォーマンス変化の測定− | 安藤正樹 |
企業内教育訓練としての自己啓発とその類型化−いわゆる「自己啓発」とは何かをめぐっての試諭− | 三宅章介 |
第2分科会 職業教育・職業指導の歴史 司会/大淀昇一(東洋大学)・依田有弘(千葉大学) |
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東京教育博物館の学校教育への支援−棚橋源太郎の手工科教育諭に注目して− | 斎藤修啓 |
横須賀造船所造船学校における「実業」の系譜と意味 | 谷口碓治 |
明治期「商業実践」科の導入と展開−学科課程との関連でみた商業教育の性格− | 森川治人 |
産業革命期日本の地域杜会と実業補習学校−工業補習学校を中心として− | 三羽光彦 |
「職業指導」と「進路指導」−その概念の変化の検討− | 池上正道 |
第3分科会 職業教育のカリキュラムと政策 司会/沼口博(大東文化大学)・町井輝久(北海道大学) |
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進路指導からみた工業高校のカリキュラム−初級技術者養成の視点から− | 伊藤一雄 |
高等学校総合学科における「農業」系列の科目修得の実態について−農業関係学科から改編した3高校の事例− | 大河内信夫 |
日本的インターンシップの政策科学的検討 | ○吉本圭一・○福岡哲朗・宮本京子・岡本信弘・稲永由紀 |
最近のアメリカ合衆国おけるテック・プレップの動向に関する研究(その1) | 横尾恒隆 |
第4分科会 職業技術教育・進路選択の国際比較 司会/上林喜久子(関東学院大学)・堀内達夫(大阪市立大学) |
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中国遼寧省における『労働技術』課の分析−中学校農村用と都市用教科書を例として− | 〇曹薇薇・角和博 |
「内発的」な農村工業化による労働需要と後期中等教育への進学−中国江蘇省南部の事例から− | 呉 g 来 |
ウズベキスタン共和国における教育改革−高等学校レベルにおける9割を占める職業カレッジの創設− | 水谷邦子 |
ドイツの生徒・学生の進路意識と科目選択 | 坂野慎二 |
現代フランスの高校職業教育の教育課程改革 | 夏目達也 |
【大会会場・見学先】
会 場 |
名古屋大学教育学部・教育発達科学研究科 〒464-8601 名古屋市千種区不老町 |
見学先 |
トヨタ工業技術学園・トヨタ自動車 〒471-8751愛知県豊田市トヨタ町1番地 |
大会開催にあたって、準備委員長よりのメッセージ 大会準備委員長 寺 田 盛 紀 昨年秋の第40回大会で時期大会の開催を仰せつかりました。私自身は金沢大学に在職中に村田理事とともに、第31回大会(1990年)のお世話をしたことがあり、2回目。大学としても、第33回大会(1992年)で佐々木享理事を中心に引き受けており2回目ということになります。この5月の在京理事会で準備委員会の実施構想をご検討いただき、いまようやくそれをご報告できるに至りました。 もっとも頭を悩ませるのはシンポジウムです。昨年の大会シンポジウムは、「21世紀の産業教育研究の課題」というテーマで、当学会の「中堅」の、方法的に特色ある成果を上げておられる方々がそれぞれの思いを提言し、おもに指定討論者が議論に加わるという会でありました。しかし、なにぶん時間不足で、やや消化不良という感じを持ちました。そこで、20世紀最後の年である今年も、「産業教育研究の課題」の部分を継続したいと思います。ただし、会員の目(研究の側面・方法の違い)からだけでなく、会員外の目(外国人や異分野の研究者)からも「産業・職業教育研究の課題」を論じてもらい、会員の活発な論議を期待しています。 自由研究の発表では、中学、高校、能力開発、企業という機関別の分け方でなく、側面・方法別に編成することを提案したいと思っております。これは発表申し込みの状況によりますので、最終的には弾力的な部会編成にしたいと思っております。 1日目夕刻の懇親会は、会場から10分近く歩いていただく必要がありますが、大学の敷地内の小綺麗なレストラン(「花の木」)で行います。ここの料理は値段にしてはなかなかの評判です。 2日目の見学会は実行委員会の念願かなって、トヨタ工業技術学園とトヨタ自動車工場の見学を予定しています。名古屋市から距離があり、工場見学も組み込むとなると、長時間にわたります。そこで、午前中(学園)だけで見学をうち切るグループと午後(工場見学)も参加するグル−プの2つのパターンを考えてみました。 前年度大会の総会でも申し上げましたが、施設・設備にすぐれない、小さな学部での大会です。しかし、実施校としましてはできるだけたくさんの方々に、それこそ過去最高の参加者数をと期待しているところです。詳細は追ってご連絡致しますが、会員・会員外のかたもお誘い合わせの上、多数お越しいただけるよう、心待ちにしております。 |
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