若手研究者部会 今会期(2016.10~2017.9)の部会予定

【部会設立の目的と活動内容】
産業教育学会に所属する若手研究者は、産業教育学という領域の特性上、多様な研究を
行っている。そのため、学会大会以外での交流が少なく、ともすれば一面的な情報交換を
行うだけの関係性しか築けていない状況である。他方で任期付ポスト増加、研究費の削減
等、若手教員の研究を取り巻く環境は年々厳しくなっており、研究を進めていくための情
報交流や、教育的能力の向上が求められるようになっている。
このような状況において、今後の研究を担っていく若手研究者には、産業教育・職業教
育のあり方を俯瞰し、産業教育・職業教育の意義や可能性について検討し、積極的に発信
していくことや、若手研究者同士がゆるやかに繋がり、共通した課題に対応していくこと
が必要となっているだろう。以上を踏まえ、若手教員の相互交流を促進するとともに、研
究のプラットフォームを築き、産業教育・職業教育全体の課題をより深く検討していくた
めに産業教育学会若手研究者部会を発足させた。
本部会では学会に所属する若手研究者を中心として、以下の活動を行う。
①個別テーマに沿った研究交流
②産業教育学研究における理論・方法に関する研究交流
③研究職キャリアとしての資質や能力の向上を目指した取り組み
【活動計画】
⑴学会大会(10 月)でのラウンドテーブル開催
⑵2 月研究会(下旬予定・内容・開催地未定)
⑶6 月研究会(中旬予定・内容・開催地未定)
※2 月研究会、6 月研究会は地方1 回、東京1 回を予定している。
研究会は①~③の内容をいくつか含める形で計画する。ラウンドテーブルでは、部会の参
加者を広げることを目的として、大学院生を中心とした若い会員中心で企画を進めたい。